【乳がん体験記 #1】しこりから始まった私の乳がん
この体験記は第1話です。シリーズ全体はこちら▶︎【https://kinakomilk.com/nyugan00/】
こんにちは、きなこみるく と申します。
私は、2023年夏に乳がんと診断され、1年以上に及ぶ治療を経て、2024年末に経過観察に入りました。
体調が安定してきたのを機に、雑記ブログとしていたこちらのブログを、乳がんサバイバーブログに変更しました。
自分自身の乳がん治療体験の記録を、記憶がまだ鮮明なうちに残しておきたいのもありましたが、この記録がどなたかのご参考になるかもしれないと思ったからです。
第1話の今回は、私が乳がんと診断された当時のことを振り返ってみたいと思います。
しこりを自覚した日
2023年の8月中旬のある夜。
お風呂上がりに身体をタオルで拭いていた私は、鏡に映る自分の左胸に、見覚えのないホクロのようなものを見つけました。
「あれ?こんなところにホクロなんてあったっけ…?」
そう思いながら、指でそっと触れた瞬間──全身に戦慄が走りました。
そこには、BB弾のような小さくて硬い、コロコロとした球のような感触がありました。
しかもよく見ると、その部分だけが、ほんの少しポコッと隆起していたのです。
「これって、もしかして“しこり”…?」
そうすぐに思い至ったのは、
約1ヶ月前に母が乳がんと診断されたばかりだったから。
夫にも相談し、自分を安心させるためにも、
できるだけ早く検査を受けることを決意。
その夜のうちに、乳腺専門医がいる病院を検索してネット予約し、翌日には乳腺専門クリニックを受診していました。
初めての検査
乳腺クリニックでは、まずマンモグラフィとエコーを受けました。
マンモグラフィでは、機械に乳房を挟まれるのですが、しこりがある左胸の方が右胸よりも痛みが強めだったのが今でも印象に残っています。
画像には、しこり部分が白く映っていました。
先生は「9割方、良性だと思うけどね」とおっしゃっていました。
でも、念のため細胞診をしておきましょうということになり、左胸のしこりから細胞を採取し、2週間後に結果を聞きに行くことになりました。
乳がんの告知
ところが、1週間ほどでクリニックから電話がありました。
予定より早く結果を聞きに来てほしいとのこと。
その時、なんとなく嫌な予感がよぎったのを覚えています。
2回目の受診も、夫が付き添ってくれました。
そして、診察室で先生から「悪性です」と静かに告げられました。
なぜかそのとき、先生は「がん」や「乳がん」という言葉を使わず、代わりにがん患者向けの冊子を6冊渡されました。
先生の言葉よりも、目の前に積まれた冊子に書かれた「がん」という文字の方がじわじわと現実感を帯びて迫ってきて──
「ああ、私…がん患者になったんだ」と、重たいものが胸にズーンとのしかかるような気持ちになりました。
今ふり返って思うこと
当時の私は、頭が真っ白になって先生の話が頭に入って来ないとか、ショックのあまり泣き出すなんてことはなく、比較的冷静だったかなと思います。
ただ「9割方良性」と言われていたこともあり、「残りの1割を引き当てちゃったのか…」という気持ちは大きかったです。
でも、あの頃の自分が、左胸の違和感を見逃さず、すぐに病院へ行くという選択ができたのは本当に良かったと思っています。
乳がんに限らず、他の病気でも、何か変だな?と思ったら、迷わず受診すること。
それはきっと、自分自身の身体を守るための第一歩なんだと強く実感しています。
乳がん検診の大切さ
40歳以上の女性は、2年に1回は乳がん検診を受けることが推奨されています。
私の場合は、たまたま「しこり」という自覚症状がありましたが、乳がんは他のがんと比べて自分で見つけやすいと言われている反面、必ずしも誰もが自覚症状を感じるとは限りません。
マンモグラフィには「痛い」というイメージがあるかもしれません。(正直、痛くないとは言いません…!)
ですが、早期発見・早期治療に繋がる大切な検査です。
特に40歳以上の方は、マンモグラフィとエコーを2年に1回の目安で受けていただけたらと思います。
また、
- しこりがある
- 乳頭から血が出る
- 左右の乳房の大きさが前と異なる気がする
…などの自覚症状がある方は、たとえ40歳未満であっても「たぶん大丈夫だろう」と思わずに、 どうかお早めに病院へ!
おわりに
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
今後も、乳がんサバイバーとしての体験や、自分らしく暮らすために工夫していることなどを、少しずつ綴っていけたらと思っています。
同じような経験をされた方や、どなたかのご参考になれば、とても嬉しいです🌷
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